通関士 合格体験記 N.Kさん 大阪府池田市 50代 女性
(1年目:通関士総合講座(再受験・短期完成コース))

私の合格体験記
きっかけはコロナ禍の在宅勤務でした
通勤時間が往復3時間。
これがなくなり時間ができたこと。
また会社の経営状況が悪化し始め、
転職する際の武器が欲しかったことです。
ただ、勉強を始めて2か月目で在宅勤務終了となってしまいました。
1回目の試験はユーキャンのテキストを通勤時間に読むだけの勉強法
当然太刀打ちできず不合格。
2回目の試験。
全く同じ勉強法を進めながら有効な勉強方法などを探り始めましたが、
時遅しで不合格。
この年の関税協会の模擬試験でMさんと出会いました。
Mさんはめでたく合格。
私と同じく試験に挑戦するAさんを紹介され、
3人で試験に関する情報交換をしました。
この頃、実家の売却に向けて障害を取り除くべく動き始めました。
3回目の試験に向けて、独学をあきらめ
Y先生のクラスに通うことにしました。Aさんもおられました。
夏ごろから体調が悪くなり始め、
原因がわからず腹痛と嘔吐に苦しみました。
体重が落ち、硬いイスは2時間もたないため
座布団持参でAさんと共にがんばりました。
根性で受けましたが結果不合格。
体重は35Kgまで落ち続け、年始から入院、
手術してやっと原因判明、退院後は在宅勤務再開となりました。
Aさんはめでたく合格。
姉や友人からはもう試験はあきらめたら、と言われました。
4回目、悔しさが勝り、
3月頃に受験を決意、テキストの見直しを始める。
斎藤先生の授業を受けようと決めたのは、
MさんAさんからの推薦と、単発で受けた補講でした。
はっきり聞き取れる声、
単語のチョイスがうまいので内容がすとんと飲みこめる(から覚える) 等々
教室のイスが良かったのもありますし、何より緊張感がありました。
Y先生のクラスは
ほんわかした雰囲気でしたが、
斎藤先生の授業はピリッとした雰囲気でした。
6月スタートでしたがもう少し前からにすればよかったと後悔しました。
それぐらい先生の授業は面白い。
まるで自分が現場にいて仕事しているかのように理解できました。
勉強内容は
重量級テキストの予習&復習、
授業で配布されたプリントの復習、
別日のテストや補講の復習
私に足りていなかったアウトプットが大量にあり、
ようやく国家資格の大変さを思い知りました。
平日は通勤時間や昼休みを活用し、
足りない分は土日祝日に
ほぼ引きこもり状態で補っていました。
また、テスト結果の順位が発表され、
自分がどの辺に位置しているのかが分かって良かったです
プリント地獄で先生は鬼だと嘆いたり、
他の教材からの質問でもどんと受けてくださる先生は神だと思ったり
質問と回答は印刷して、覚えるまで持ち歩いていました。
そんな中、会社は希望退職を募り、
定年後の継続雇用がなくなり、
退職者が続出して引継ぎが行われ
実家は売却に向けて前進し、
不動産屋との契約など 目まぐるしい日々でした。
やっと迎えた本試験はまったく緊張せずでした。
というのも
毎週先生の授業を最前列で聞いていたので、
あの緊張感からすれば何ともなかったです。
例年だとすぐに自己採点するのですが、
なぜか今年は怖くてできず…
発表の翌日になってやっと確認。
番号を見つけた時には泣けてきました。
先生ありがとうございました
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