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貿易実務検定B級/A級 合格体験記


神戸大阪通関貿易教育研究社の貿易実務講座受講生で合格された方の体験記を掲載中です。

今後の学習や講座の受講等の参考にしてください。

令和3年10月受験 第20回 貿易実務検定 A級合格
令和3年3月受験 第66回 貿易実務検定 B級合格
M.T.さんの合格体験記  50代男性  大阪市城東区
(貿易実務検定B級/A級受験対策講座受講)
                                              



私の合格体験記


受講の動機】
某製造業に勤務し、入社以来25年間、営業部門にいましたが、
4年前から海外に於ける特恵関税の活用や
ルーリング(事前教示制度)等を活用した
有利関税分類の取得による利益創出を主な業務とする
通商部門に所属しており、
関税についての全般的な知識を身に付け、
担当する業務の理解を深めたいと考え、
昨年、当スクールの通関士講座(レギュラーコース)を受講し、
斎藤先生のご指導のおかげで、
無事、合格することができました。
通関士試験対策で身に付いた学習習慣を継続すべく、
貿易書類の作成や、
運賃、関税額計算等の貿易実務に直接携わっていないものの、
貿易全般についての理解を深める為、
貿易実務検定B級/A級を受験することを決め、
引き続き、
当スクールの貿易実務講座B級/A級講座を受講することにしました。

【事前学習】
3月のB級試験に無事合格し
(B級受講時は、理解できないことや疑問に感じることが多く、
斎藤先生には、数多くの質問をし、
ご迷惑をお掛けしたと反省しております)、
その後、10月のA級試験に向けた学習を進めようと、
「貿易実務検定 A級対策問題集(第1版)」等、
様々な教材を入手しましたが、
学習時間の確保が難しく、
また、学習範囲が捉えどころなく感じ、
どの教材に対しても真剣に取り組むことなく、
不安な気持ちを抱きつつ、
8月中旬からのA級講座を迎えることになりました。
振り返って、
受講前に取り組んだ中で試験に有効であったと感じたものを
ご参考までに下記します。

・全般:B級講座受講時のプリント問題の反復
・貿易実務:「貿易実務検定 A級対策問題集(第1版)」等に
掲載されている問題のうち、
貿易書類作成問題、計算問題。
「貿易実務アドバンストマニュアル(第3版)」の
第1章1-4(海上運賃)、
第2章2-4(航空貨物輸送の運賃)、
第9章「貿易書類」の読み込み。
・マーケティング:「貿易実務アドバンストマニュアル(第3版)」の
第10章「マーケティングの知識」の反復読み込み
・英語:B級受験の時から苦手意識のあった、
英文契約問題の対策(というか英文契約の基本的な知識の習得のため)として
「ビジネス法律英語入門」(長谷川俊明著/日経文庫)、
「はじめての英文契約書の読み方」(寺村淳著/アルク)に目を通して、
英文契約の基本的な知識を身に付けるようにしました。
「ビジネス法律英語入門」は絶版ですが、
中古本はAMAZON等で、安価で入手可能です。

【講義の内容/取り組み方】
初回は、まず、試験内容及び合格に向けた取り組み方をご教示頂き、
先生の話しを聞いていると、
試験対策がまだ間に合うかもしれないと感じ、
少しやる気が出てきました
(その後、問題も解き、講義の進め方をイメージできました)。
2回目以降の講義は、
事前に配られた宿題の答え合わせと解説です。
したがって、予習が必要となり、
自然と学習時間を作らざるを得ない状況に仕向けられることになりました。
予習は、最初のうちは、時間が掛かり、
かなり辛かったのですが、
段々と慣れて来て、
最終的には苦痛に感じることは無くなりました。
予習する際は、答えを導き出した理由や疑問に感じたことをメモしておき、
講義の答え合わせの際、
質問し理解を深めることに努めました。
また、他の受講生の方々の質問に対する先生の解説も、
理解を深めることに大変有効で、
こういった点が当スクールの受講メリットの一つと感じます。
予習の段階で、
自ら理解できた問題でもポイントと思われることについては、
情報共有のため、敢えて、
再確認するかたちで質問をするようなこともしました。
なお、受講方法は、
初回のみ教室で受講しましたが、
コロナ禍や食事時間が長い傾向にあることから
2回目以降はZOOMでの自宅受講に切り替えましたが、
特に不自由に感じることなく受講できました。
教室のある谷町六丁目は、
そ〇だ、ミ〇ザなどのかつて通った人気飲食店が数多くあり、
コロナ禍の影響なければ、
通学して立ち寄りたいところではありました。

【自己学習】
講義の予習と講義で理解した知識の定着のため、
講義の予習と並行して、
復習にも注力しました。
学習を進めるうちに、
予習の時間が短縮されるので、
その分、復習に時間を割り当てることが出来、
学習時間を増やすことはありませんでした。
因みに講義が開始されてからの学習時間は、
平日は平均2時間程度、
土日は各々5~6時間程度でした。
復習は、実際の試験を想定し、
それぞれの科目について、一回分の問題を通して、
かつ時間を計って行いました。
貿易実務は、記述問題が多い試験ですので、
鉛筆を握る握力を鍛えるためにも必要と考え行っていました。
試験当日までに、宿題を5、6回程度は繰り返したと思います。
講義の重点は、貿易実務対策ですが、
自己学習では、マーケティング、英語についても、
手を抜かないで復習に注力しました。
大きく得点を伸ばすことはできなくても、
対策すれば、大崩れしにくい問題傾向にあると感じたからです。
マーケティングは宿題の繰り返しに加え、
穴埋めや記述問題対策として、
「貿易実務アドバンストマニュアル(第3版)」の読み込みも行いました。
一方、英作文問題対策は間に合わないと感じ、
まったく行いませんでした。

【試験会場の下見】
これは従来の資格・検定試験の受験でも行ってきたことです。
試験当日、道に迷ったりして、
到着がギリギリになり、
平常心で受験出来なくなることを避けるための対策ですが、
個人的には重要な試験対策のひとつと考えています。
なお、実際の試験開始時刻に合わせて、下見を行っています。

【試験本番】
貿易実務/マーケティングでは、
得点を稼げると想定していた〇×、
択一問題に初見のものが多く、
予想外の展開となりましたが、
配点ウェイトの高い貿易書類作成問題はオーソドックスなタイプでしたので、
ここで得点を稼ごうと気合を入れて解いていきました。
復習の際、問題の選り好みをせず、
一回分の問題を通しで行っていたことが結果的に良かったと思います。
各科目とも問題ごとの難易度はバラつきがあるものの、
全体として今回の試験は簡単であると感じました。
ただし、自己採点するとイージーミスが多く、
想定していた点を取ることはできませんでしたが、
先生からご教示頂いていた合格基準点は超えていたので、
希望をもって合格発表を待つことができました。

【試験を終えて】
合格発表の日、自分の受験番号を見つけ、
嬉しいというよりも、ホッとしました。
短期間ではありましたが、
貿易書類の作成等の記述式の問題対策は、
普段、業務でパソコンしか使わない私にとっては、
かなり負担の掛かる内容でしたので。
これまで、当スクールの通関士講座、
貿易実務検定B級講座を受講し、
合格してきましたが、
今回の貿易実務検定A級についても講座を受講し、
無事、合格することができました。
あらためて、当スクールの試験合格に向けた、
無駄のない効率的な講座内容、
的確な解説・指導の凄さを思い知らされることになりました。
本当にご指導頂きありがとうございました。




☆神戸大阪通関貿易教育研究社からのコメント☆

M.Tさん、合格おめでとうございました。M.Tさんは通関士講座に始まり、貿易実務B級講座、A級講座と連続でお越しいただきました。その全ての試験に一度で合格されたことは本当に素晴らしいと思います。通関士試験に引き続き、貿易実務検定でも合格体験記をお書きいただきありがとうございました。M.Tさんの合格体験記は、通関士試験の合格体験記のときもそうでしたが、大変詳細に自己分析されて分かりやすく書かれていますので、どのような立場の方がお読みになられても大変参考になる素晴らしい合格体験記だと思います。通関士試験の合格体験記は弊社以外でも多くのものがアップされていますが、貿易実務検定はそうではありません。さらに貿易実務検定A級は本当に少なく、大変貴重な合格体験記です。また、M.Tさんの合格体験記では、ご自身で購入された参考図書などにも言及されていますので、多くの方に参考になる合格体験記だと思います。お書きいただき本当にありがとうございました。今後も学習された知識を生かして頑張ってください。このたびは本当におめでとうございまいた。




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