令和5年10月受験 第22回 貿易実務検定 A級合格
令和5年7月受験 B級合格
令和4年12月受験 C級合格
I.Eさんの合格体験記 40代女性 西宮市
(貿易実務検定A級受験対策講座・貿易実務検定B級受験対策講座・貿易実務検定C級受験対策講座受講)
私の合格体験記
「〇〇さん(私)って貿易実務検定、持ってないんですかぁ~」
昨年入社した新入社員からOJTの初っ端に言われたこの一言。
(25年、この業界でやってますけど)
(なんなら、通関士持ってますけど)
という心の声は出さずOJTを続けていきます。
私が貿易実務検定を取得していないと分かった途端、
何かにつけてディスってくるこの新入社員。
「なんとかこやつにギャフンと言わせたい!」
そんな思いから一念発起!
貿易実務検定の取得に向けて独学で始めていくことにしました。
ところが私自身もナメてました。
答えが分からないものがいくつもあります。
C級の合格点は8割。
これではマズいと思った私は
しっかりと学校に行って学ぼうとネットで探し、
私の希望にピッタリなこちらを見つけました。
行けるときは対面で、
難しければオンラインで受講できるのも助かりました。
斎藤先生での講義は分かりやすく、
今後私自身が行うであろう新人教育では
「こうやって説明すればいいのか」と、
とても参考になることが多かったです。
C級合格作戦=貿易はほぼ満点取る、
英語は単語は満点取る、
あとは簡単なところはきっちり取る
先生から指示された通り、
過去問を3回-5回は回しました。
そして苦手とする単元、
よく間違える単元はリストを作って整理をしていきます。
C級貿易:用語などは元々知っていることは多かったです。
でもインコタームスなどの理解は甘かったと講義を受けて感じました。
日頃使っていない在来船などに関しては、
知らない用語が多いことが分かり、
この講座を通じて用語・仕組みがよくわかりました。
C級英語:英単語だけはちゃんと覚えました。
長文は。。。諦めました。
WEB試験:慣れてないとちょっと焦ります。
大問で時間が限られていることと、
次の大問にいったら戻れないこと。
時間に余裕がありそうで実際やるとあまりなかったです。
ただ時間が足らなくてマークできないことは避けたかったので、
英語の長文はすべて(A)でマークして、
そのあと残った時間でできる限り振り返りました。
調子に乗ってB級を続けて受けることにしました。
B級の合格点は7割(210点)。
B級は貿易と英語に加えマーケティングが入ってきます。
テキストに書いてあることが多いですが、
分からない単語だらけ。
さらにショックなことに英語で英単語がない!
長文の選択問題ばかり!
なぜB級を受けることにしたのか後悔の日々が続きます。
でも講座を受けると決めたからには頑張らないといけません。
B級合格作戦=C級と同様貿易はほぼ8割以上は取る、
マーケティングと英語で合わせて100点取る(220点を目指します)。
B級貿易:こちらも過去問を3回-5回は回して、
よく間違える単元はリストを作って整理していきます。
やはり日頃使っていない在来船、
保険、本邦ローン、跳ね返り金融などが
自身のウィークポイントで理解に苦しみました。
B級マーケティング:これは過去問をするのみです。
大問3以外しっかりとるようにしました。
大問4は一般常識問題ぽいので、
これも運と割り切りました。
B級英語:問題は英語です。
私の実力ではじっくり読んでいると時間が足りません。
C級と同様とりあえず全部Aにマークして、
残る時間で出来る限り解いていきました。
WEB試験:C級で要領を得ていたので、
焦ることはなかったのですが、
時間は思っていた以上にギリギリでした。
A級は年に1回だけの実施。
覚えているうちにやってみよう。
A級にの講座を受けることにしました。
B級と同様、受けた途端後悔の日々。
またB級の時ほどエンジンがかかりません。
初めて落ちる生徒になるなぁと思いながら、
講座を受けました。
A級合格作戦:先生から示された合格点から、
やはり貿易で出来るだけ点数を稼ぎ、
マーケティングと英語少しでも多くの点数を取ることを目指します。
A級貿易:過去問を3回ほど回しました。
入社当時は自分で作成していたのですが、
システムが入り自動化になると書類作成などすっかり忘れておりました。
点が稼げる書類作成に関してはコピーを取り、
5回以上はやりました。
B級と同様、
よく間違える単元は整理して覚えるようにしました。
甲号T/R、特甲号T/R、丙号T/Rの違い分からず理解に苦しみました。
何度も聞いてしまい、
齋藤先生をはじめ、
クラスメイトの皆様にはご迷惑をおかけしました。
A級マーケティング:テキストに載っている内容があまり出ない印象です。
過去問は3回解きました。
過去問とテキストに載っているものだけはしっかり点数を取ることにしました。
大問3の記述式はテキストにある「4種類」区別あるものを抜き出し、
ノートに整理していきます。
大問4の計算問題は同じ問題が出たものがないため、
過去問を解くだけにとどめ、
特に何もしませんでした。
A級英語:初めから捨てました。
過去問も宿題しかしていません。
分からなかったら「A」と書くと決めて、
試験に臨みました。
本試験:貿易の書類作成以外まったく手ごたえがないまま、
終えてしまった印象です。
関税計算問題も加算するのかしないのか、
運賃計算もここどこだっけ?
本番だとパニックです。
英語に至っては時間が足りずほぼ「A」で埋めました。
最後の英作文は通じればいいと割り切り、
簡単な単語を並べて作文しました。
後ろの席がたまたまクラスメイトの方だったので落ちたら即バレる!
と肩を落として帰りました。
結果:本当に手ごたえがなかったこと、
B級は協会から合格発表の案内があったのですが、
A級に関してはなかったので、
勝手に落ちたと思ってました。
何の気なしにウェブサイトを見たら「取得資格」に
「貿易実務検定A級」と書いているため、
「検定試験一覧」とクリックしたら「合格」とあるではありませんか。
会社で思わず叫んでしまいました。
斎藤先生が協会に袖の下を渡しているのではないかと
半分本気で思っています(笑)
最後に私に闘争心を湧かせた新人さんは
B級を取った時点でマウンティングしてくることはなくなり、
新たなL/C取引に苦心されております(笑)
この方がいたので今の私があります。
そこは心の中で感謝したいと思います。
長々と書きましたが、
最後に1年間大変お世話になりました。
斎藤先生の末永いご繁栄と貴教室の一層のご躍進をお祈り申し上げます。
☆神戸大阪通関貿易教育研究社からのコメント☆
I.Eさん、合格おめでとうございました。C級講座より約1年間お疲れさまでした。I.Eさんは英語が苦手だったため(体験記には頻繁にAと書くとありますが。)、貿易実務でしっかりと点を取る必要がありましたが、合格体験記で書かれているほど出来ないというとはなく、英語の点を余裕で補うほど貿易実務で点が取れていましたので、通関士試験にも合格されているので当然ではありますが、C級からA級まで全ての級で合格は確実と私は思っておりました。もちろんお仕事もされ、家事も子育てもある中での学習は大変だった思いますが、結構充実した1年だったのではないでしょうか。当初はA級を目指すつもりはなかったかもしれませんが、この1年間に学んだ知識もA級合格という資格もこれからの後輩の指導には必ず役立つと思いますので、このご経験を生かしてこれからもお仕事頑張ってください。I.Eさんの合格体験記にもありますが、今は書類作成も自動化されていて、以前よりも良く内容を見ることもないと思います。そのようなことも含めて今回の講座がお役に立てたのであれば、こちらもうれしく思います。本当にお疲れ様でした。このたびは合格おめでとうございまいた。
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