通関士 合格体験記 H.Mさん 大阪府枚方市 40代 女性
(1年目:通関士総合講座(早期スタートパーフェクトコース))
私の合格体験記
私は二度目の受験で通関士試験に合格しました。
その合格までの経緯や
神戸大阪通関貿易教育研究社の講座を受講してよかった点などをお伝えしていきます。
【一度目の受験】(2020年 独学)
〈受験のきっかけ〉
私の夫が通関士として仕事をしており、
通関業務に関する様々な話を聞くうちに貿易や通関に興味を持ち始め、
勉強してみようと思ったからです。
この時、私は貿易とは一切関係の無い金融機関で働いていたため、
興味本位での受験でした。
〈勉強期間〉6月〜9月の4か月間
4か月間の独学で試験に挑んだ結果、
通関業法・関税法は合格基準点に達していましたが、
通関実務については、
申告書の問題がまったく解けなかったことから不合格となり、
通関実務の問題に対しての苦手意識だけが残ってしまいました。
【二度目の受験】(今回の2024年)
〈受験のきっかけ〉
再度、通関士試験にチャレンジしようと思ったのは、
私自身も貿易関係の仕事に就きたいという気持ちが大きくなり、
2023年に転職をしたためです。
しかしながら、40代で貿易事務未経験、
資格無しという条件では正社員での採用は難しく、
経験を積みながら通関士の資格を取得するために、
まずは派遣社員として通関業者で勤務することになりました。
今回の受験にあたっては、
通関実務への苦手意識から独学では難しいと考え、
資格の学校に通うことは最初から決めていました。
そこで様々な学校を調べた結果、
神戸大阪通関貿易教育研究社の存在を知り、
無料体験授業を受けた後、
2月スタートの早期スタートパーフェクトコースに申込みました。
〈神戸大阪通関貿易教育研究社を受講してよかった点〉
@ 授業の前に、必ず前回の授業内容の確認問題を解くこと。
⇒そのため、毎回、授業の復習は必須となり、内容が身につきます。
A 毎月、月末に確認テストが実施されること。
⇒合格基準点に達するまで再試験があります(点数や順位などが発表されます)
B 毎月、Aとは別に生徒全員による合同確認テストが実施されること。
⇒本試験と同じ時間設定がされているなど、試験の環境を体験できます。
Aと同様、点数や順位などが発表されます。
C 特別補講が充実していること。
⇒6月頃から様々な内容の特別補講が実施され、別料金ではありますが、非常に低価
格で内容も充実していました。
私はすべての特別補講を受講しましたが、
結果的にかなりの問題数を解くことになり、
特に関税法についてはかなり早期のうちに身についていたと思います。
D 確認テストや模擬試験に出題される問題の難易度が高いこと。
⇒あくまでも私の主観ですが、斎藤先生が出題される問題は難易度が高く、
通常レベルの本試験の過去問の方が易しく感じることもありました。
以上のことから、常に勉強を継続していかなければならない環境を用意してくださったことにより、
約8か月間もの長い期間をモチベーションや知識量を下げることなく、
本試験までキープし続けることができたと思います。
特に月末確認テストや合同試験は、
順位や点数も発表されるため、
私にとってはモチベーションの向上につながっていました。
〈講義以外で実践した学習方法〉
・講義の翌日中には、講義内容の復習を行う。
・問題集は以下の2冊をメインに使用し、
繰り返し問題を解く(それぞれを7周ずつ)
「2024年度通関士過去問題集」(ヒューマンアカデミー)
「通関士試験 問題・解説集」(日本関税協会)
特に毎日の通勤時間にはひたすら○×問題を解き、
間違えた問題は必ずテキストを確認し、
メモしていました。
・模擬試験を受ける。
私は神戸大阪通関貿易教育研究社を含め、
3つの模擬試験を受けましたが、
実際の本試験と同じ環境で問題が解けることや、
焦りや緊張からの凡ミスを注意することへの意識付けができたという点で、
非常に役立ちました。
以上のような学習を習慣化し、
万全の状態で挑んだ試験当日ですが、
今年の試験問題はこれまでの過去問とは異なり、
関税法・通関実務の難易度が高く、
これまでに出題されたことがないような選択肢も多く見られたことから、
正直なところ合格への自信はあまりありませんでした。
しかし、落ち着いて問題を読み、
斎藤先生が解説してくださった内容やエピソードを思い出すことで、
その応用として、
難易度が高い問題も結果として正解することができたと思います。
【自己採点の結果】
・通関業法:43点(95.5%)
・関税法:46点(76.6%)
・通関実務:33点(73.3%)
学校に通いだした当初から、
何度も「通関実務(特に申告書)がとにかく不安で・・・」と斎藤先生に相談していました。
そのたびに「実務の問題は講義でもたくさん解くし、
申告書はコツさえつかめば、絶対に大丈夫!」というお言葉をいただき、
先生のご指導通りの学習を続けてきた結果、
一番のネックであった通関実務も合格点を取ることができました。
斎藤先生の講義を受けることで、
試験上での重要なポイントだけでなく、
何故そのような仕組みになっているのかなど実務上で役立つ内容も知ることができ、
逆にあまり対策に力を入れなくてもよい部分や
「この問題は必ずしも全問正解しなくても大丈夫」といった安心感を与えてくださったことが、
私にとっては非常にありがたかったです。
今回、通関士試験に合格したことで、
派遣先の通関業者から、
正社員になりませんかというお話をいただきました。
8か月間ひたすら努力してきたことで、
このような人生の転機を迎えることになり、
嬉しさと驚きとともに、
改めて「通関士」という資格の価値と重みを感じました。
今後は斎藤先生から教えていただいた知識や情報、
そしてメモ書きと付箋を貼り続けたテキスト「通関士完全攻略ガイド」をお守りに、
通関士として邁進していきたいと思います。
最後になりましたが、8か月間のご指導、本当にありがとうございました。
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