通関士 合格体験記 N.Sさん 高槻市 30代 男性
(1年目:通関士総合講座(レギュラーコース))
私の合格体験記
通関士試験合格のための参考になればと考え、6ヶ月間の体験を以下に。
記
■受験理由
スキルアップ(3月中頃申し込み、1人空きができたとのことで、滑り込み入学)
■マイデータ
熱しやすく冷めにくい、のめり込むタイプ。計算は得意分野。
アラフォー、通関業務は全くの素人。
■試験中の禁止事項(学習時間を取るため)
酒、新地、仕事のお持ち帰り、仕事の安請負。
■使用教材
学校で購入のテキスト、問題集、配布プリント。
関税協会ホームページからダウンロードした過去問6年分
■学習方法
・4〜6月は基本暗記(3ヶ月の授業で分厚いテキストが終了)
@ 授業で説明箇所ライン引き。
A 自宅にてノートに纏める。(次の授業までに)
B 纏めたノートを暗記。(纏めたらすぐに暗記、翌週の授業でテスト有り)
C 毎週のテスト、月末テスト、合同テストで繰り返し暗記。
・7〜9月は実践(分類、計算、申告書、問題集)
分類:各類の題目、代表例最低3個、テストのたびに追加し最終的に5個。
課税価格:加算、控除項目をリスト化。
申告書:分類、課税価格の学習が影響、自分なりの解き方を作る。
問題集:授業でも解くが、自宅にて3周。
■心境
4月:授業の速さに驚く。
5月:授業の速さに慣れ、自宅学習のコツを掴む。
合同テストで頭が真っ白になる。
(合同テストのたびに真っ白になり、
その状態でも思考停止しない訓練となった。)
6月:付帯税、課税価格の計算が始まる。計算方法、加算、
控除等、必要事項は理解、解答が合わない。
焦り、危機感を持つ。
7月:斎藤先生がドエスと気づく。
8月:関税協会の模試を受診、好成績で自信となる。
学習は一通り完成、以降は復習に勤しむ。
9月:直前対策講座を受講。課税価格の加算、
控除がインプットしていた内容と異なり混乱、整理に時間を費やす。
9月27〜10月3日
何をして良いかわからなくなる。
初心に戻りノートを最終暗記。
超直前総復習講座を受講、テスト前の最終調整となる。
10月2、3日はひたすら課税価格の計算、申告書を解く。
試験当日:休憩時間等の会話で癒しを得る。
通関実務解答順:輸入申告書→課税価格→複数選択→択一→輸出申告書
輸出入申告書問題が奇抜。試験終了後、長瀬駅前で一人飲み。(半分自棄酒)
■所感
法令暗記、計算、実務と盛りだくさんの試験、
鉛筆を転がして正解するような問題でもない。
このような難易度の高い試験、合格に導いて頂き、
斎藤先生には感謝しております。
若い女性が多く、通学も楽しく感じ、
スパルタ教育にも根を上げない根性のある方々ばかりで感心、
良い刺激となりました。
試験終了後の慰労会等、その後も繋がれる関係等、
資格以外にも沢山得ることができ充実した半年間となりました。
これから受験される方は、仕事と学習の両立大変と思いますが
「通関士試験に合格する!!」の強い決意をもって挑めば
必ず良い結果が得られるはずです。
最後に、他の「士」資格と違い、合格と同時に通関士を名乗れないのが残念。
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