通関士 合格体験記 S.Yさん 大阪府堺市 50代 女性
(1年目:超早期スタート通関士試験準備講座、通関士総合講座(早期スタートパーフェクトコース)他)
私の合格体験記
私は若いころから貿易の仕事に興味があって、
いつかそういう仕事に就きたいと思っていましたが
現実では残念ながら全く違う仕事をやってきた。
結婚を機にいわゆる専業主婦になり、
子育てをしながら通関士の通信教育に申し込んだ。
しかし、郵送されてきたテキストは箱入りのまま十数年の歳月が過ぎてしまった。
五年前某物流会社に再就職した。
会社は社員教育の一環として各種資格の取得を積極的に支援する方針があり、
私も本格的に通関士の資格取得に挑戦する気になった。
通信教育は学費が安いが一人で勉強するには自信がないので通学に決めた。
さっそくインターネットで学校調べをしていくと
神戸大阪通関貿易教育研究社のHPに出会い、
仕事が終わってからでもアクセスしやすい場所にあるのでここに通学することになった。
一年目は12月スタートの早期スタートパーフェクトコースをチョイスした。
貿易の知識や実務の経験はゼロなので
最初は専門用語の理解には苦労した。
指定の教材はヒューマンアカデミー通関士完全攻略ガイドと過去問題集の二冊で、
分厚い本を読むのにかなり時間がかかった。
先生は勉強の進め方を最初からプリントに書いて配ってくれたので
どの時点で何に着手すべきかがわかりやすかった。
しかし、3時間の実務の講義は
私にとって体力的にかなりきつくて
帰宅してからの復習はなかなかできずだんだんとついていけなくなった。
4月から毎週の小テストや月ごとの確認テストなどのアウトプット学習も始まって
いつも点数が悪くてよく再テストしていた。
それでも緊張感なしに8月試験の申込時まではしっかり勉強しなかった。
受験票を手にしたときはやばいと思った。
そこからお盆特訓や各種特別講座を参加して本格的に取り込むようになった。
過去問題集を2周、友達に進められたゼロ申を2周解いてみた。
計算問題は割と得意なので進んで解いたが関税法は苦手で触れようとしなかった。
その結果、本試験では関税法は合格ラインまで届かなかった。
今年に入って、コロナの流行があり落ち着かない一年のスタートだった。
家族には持病のある高齢者と大学受験を控える子ともがいて外出は極力避けたい。
通関士の試験を受けるかどうかはかなり悩んでいたがどこかに諦めきれず自分がいた。
4月からまた斎藤先生にお世話になり、
レギュラーコースに入った。
パンデミックへの恐怖心で通学には躊躇するなか、
斎藤先生は一早くオンライン講座を導入され、
通学への不安が解消された。
体力的にも心も解放され余裕ができてその分勉強に集中することができた。
7月から通常授業も特別講座もほとんど自宅で受けることができて本当にありがたい。
そんな中、去年足を引っ張られた関税法を重点的に復習し、
トラウマになった多肢選択問題を反復練習に取り組んだ。
試験の直前二日間は有給休暇を取って特別講座で頂いたプリントをひたすら解いた。
また、一年目の教訓として試験時の時間配分も意識して
実務の時は余裕をもって問題を解くことができた。
9月の模擬試験ではE判定だった私もなんとか合格にたどり着いた。
最後は斎藤先生にお礼を言いたい。
いつも掲示板で励ましの言葉を拝見させて頂き、
クラスの中での順位は上位ではない私には最後まで希望を持たせてくれたこと。
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