通関士 合格体験記 A.Tさん 大阪府泉大津市 ４０代 女性
（１年目：超早期スタート通関士試験準備講座、通関士総合講座（早期スタートパーフェクトコース））
私の合格体験記
私は繊維商社に転職し、
通関書類の社内事務処理を担当して数年になります。
貿易に関しては素人からのスタートでしたので、
専門用語もよくわからず仕事していましたが、
人事考課を意識して貿易実務検定のC級B級を受験したところ、
資格手当があることや上司のすすめがあり、
通関士を受験することにしました。
斎藤先生には貿易実務の時からお世話になっていましたので
引き続きお願いしたのですが、
少人数制で職場からのアクセスも良く、
受講料もお手頃だと思ったのがこちらを選んだ理由です。
【使用した教材】
・指定のテキストと問題集
・先生のプリント
・ゼロからの申告書
・過去問3年分
まず、テキストと問題集は分厚くて持ち運びが大変なので、
最初にカッターを入れて分けました。
今思えば前半（関税法と関税定率法）、
後半（暫定措置法や通関業法）の2分割で良かったと思います。
学習の進め方は先生が指示して下さいますので、
基本的にはそれに沿っていたと思いますが、
私は土曜夜のクラスでしたので、
講義の前にテキストを一通り読んでおき、
講義中に疑問点を質問、
日曜に復習するようにしていました。
仕事が忙しく、
平日勉強する時間がとれずに停滞した時期もありましたが
コロナ渦で在宅になった時間を利用したり、
定時で退社できる日は
カフェで2時間勉強してから帰る習慣をつけました。
個人的にやって良かったのは、
問題を解いた日と正解率をメモして表にしたことです。
問題集は前半（関税法と関税定率法）10回、
後半（暫定措置法と通関業法と通関実務）5回、
先生のプリント（毎週の確認テスト、月一度の合同テスト、補講のプリント等）は3〜5回、
ゼロからの申告書は全問正解なら一度だけ、
不正解があったものだけ2回目を解いた程度ですが
正解率が上がっていくのが一目でわかりますし、
しばらく解いていないと忘れるのでスケジュール管理も出来ました。
補講も出来るだけ受けるようにしましたし、
教材は時間がいくらあっても足りない程あります。
私は申告書問題に不安があったので、
「ゼロからの申告書」を購入しましたが
補講は受講生の希望で申告書対策が多かったので、
先生から配布されるもので十分だったかなと思いました。
過去問は9月に入ってから本番を想定して解くために置いておき、
試験2週間前からは間違えた問題だけメモ帳に書いて
移動中や試験直前に見直すことで最終調整しました。
やるからには一発合格を狙って勉強しようと思っていましたので、
私としてはこれだけやってダメなら
仕方ないと思える努力はしたつもりですが、
他の受講生の方の話をきくと成績優秀な方はやはり相応に
もっと勉強時間をとって努力されていた印象です。
先生は質問がなければものすごいスピードで講義を進められますので、
遠慮せず質問する方が
印象に残って覚えられると思います。
また、質問がないかを度々聞いて下さいますし、
丁寧に答えてくれます。
少人数制ということもあり、
半年以上毎週お会いして講義中の質問内容等を共有した同じ受講生の方とは
挨拶するだけの間柄から次第に試験への不安や勉強法、
わからない問題等色んな話をする仲になりました。
業種や年代も違いますが、
試験を終えて会える機会がなくなり寂しく感じた程です。
勉強開始から試験まで長期間に及びますので、
モチベーションを保つために
気が緩んだり疲れが出た時には合格体験記を読むようにしていました。
これは上司のアドバイスでしたが、初めて受験する場合は特に勉強量や
合格するためのイメージがついて、気を引き締めてやる気になれました。
そんな私が今こうして合格体験記を書いているのは不思議な気持ちですが
少しでもこれから受験される方の参考になればと思います。
斎藤先生。私の重箱をつつくような内容にはいい意味で適当にあしらい、
大変なご時世の中、講義を続けて私を一発合格に導いて下さって本当にありがとうございました！
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