通関士 合格体験記 N.Cさん 大阪市 40代 女性
(1年目:通関士総合講座受講(早期スタートパーフェクトコース))
私の合格体験記
通信教育の講座案内のチラシを見るたびにずっと気になっていた「通関士」。
経理などの一般事務の仕事しか経験がないのになぜ通関士に興味持ったのかというと、単純にカッコいいなぁと思ったからです。船や飛行機や海外・・・、漠然と想像しては、貿易の仕事に憧れておりました。
しかし、いい歳をして未経験の仕事に転職する為には、絶対資格がないとどこも門前払いされるのは想像に容易いので、受験を決意しました。
通信教育では絶対に挫折すると思ったので、学校に通おう!とネット検索して神戸大阪通関貿易教育研究社を見つけられた事はすごくラッキーだったと思います。
全く何の予備知識も無い上に、長らく勉強なんてしてなかった私は、まず教科書を受け取って血の気が引きました。えらいもんに手を出してしまったな、と。
しかし、勉強の進め方の説明を受けて、それを忠実に守って進んで行くように心がけました。授業について行けるように、次の授業で受ける範囲のページ数を日数で割って、一日一日やる事の範囲を決めて潰していくように心がけました。
法律の文章など初めて読むので日本語で書いてあるのにちんぷんかんぷん。毎日スマホで意味をググりながら読みました。それでも意味が解らない所にフセンをいっぱい貼って、学校で、メールで、先生に教わりながら解らない所を潰していきました。
教科書を二周目、三周目と読んでいく時にわかり易いように、教わったり、調べた事の意味を書き込みました。
でも暗記するのが大変で、何回読んでも毎回新鮮な内容に感じる。どうやったら少しでも暗記しやすいか、そんな事も先生に聞いたりしました。
授業は毎回アタマがフラフラになる程ハイスピードに感じましたが、それについて行こうと必死になるのでものすごく集中する、だから家で勉強してて、アタマに入らなかった事が、学校では先生のハイトーンボイスとともにアタマに入ったと思います。
毎回のテストもすごく集中しているのに、いつも時間が足りないと感じるので、スピードも大事だと教わりました。
実務試験の範囲は、ひたすら学校の小テストのプリントと問題集などを繰り返しやって、アタマで覚えるというよりも、問題を見たら条件反射出来るようになろうと心がけました。
しかし申告書が・・・。実務経験の全く無い私は、インボイスなんて初めて見るし、英語は中学生レベルなので、ひたすら学校の小テストや学校の特別対策講座の問題、過去問を繰り返しやりました。でもインボイスの商品名が見たこと無い英語だったら・・・。英語を勉強しとくんやった、と後悔しても時間が無いので、そこはもう運しかないなと思って、手順と時間配分を覚える事にしました。
本当に運に助けられました。今年の問題はエビ、カニ、トマトジュースなど。輸出も輸入も読める英語の商品名で、食べ物か飲み物の問題でありますように!と祈っていたので、もうこれは運が良かったとしか言いようがありません。
全く未知の事を勉強したので、覚える事の全てが新鮮でした。そして何より、学校に行って、先生、仲良くしてもらったみなさんに会えた事が本当にラッキーでした。みっちり勉強した10ヶ月、必死でキツかったけど、楽しかったです。学校に通って本当に良かったです。
受験後、結果はともかく、折角必死で勉強したから貿易の仕事に就きたいと思い、貿易関係の会社を受けまくりました。実務経験無いのはチョット・・・と断わられまくりましたが、学校に通った事、試験を受けた事を必死で話しして、熱意を認めてもらってなんとか就職出来ました。
これから一生懸命仕事を覚えて、通関士として使ってもらえるようになりたいです。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
|